DCT Japan、聖マリアンナ医科大学病院と分散型臨床試験（DCT）、治験参加者リクルートで提携開始

株式会社DCT Japan（本社：東京都中央区、代表取締役社長：武藤真祐、以下「DCT Japan」）は、聖マリアンナ医科大学病院（所在地：神奈川県川崎市宮前区、病院長：大坪 毅人、以下「聖マリアンナ医科大学病院」）と、治験支援業務に関する協業を開始いたしました。

協業の背景と目的

医薬品開発における臨床試験（治験）では、地理的制約や通院負担により、参加を希望しても断念せざるを得ない患者さんが多く存在し、参加者リクルートの効率化が長年の課題となっています。

この課題に対し、聖マリアンナ医科大学病院とDCT Japanは提携し、分散型臨床試験（DCT）の手法と参加者リクルート支援を活用することで、患者さんへの治験アクセスの拡大、臨床試験の効率化、患者ケアの向上、そして医療機関間の協力体制強化を図り、治験等の円滑な実施を目指します。

提携の概要と具体的な業務

本提携に基づき、聖マリアンナ医科大学病院は、治験を主導する「治験実施医療機関」として地域や他院の患者さんにも治験参加の機会を広げます。

DCT Japanは、聖マリアンナ医科大学病院の治験等に係る業務の一部として、治験依頼者と聖マリアンナ医科大学病院との円滑な連携をサポートします。新たな治験実施の機会創出や、治験受託に関する情報連携、サテライト医療機関を活用した参加者リクルート支援など、治験等の円滑な実施に必要な支援業務を包括的に担います。

この連携により、治験参加のハードルを下げ、臨床試験の効率化・症例の集約化（エントリースピードの向上）・開発コストの削減を図るとともに、より多くの患者さんに新たな治療の可能性を提供することを目指します。

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DCTについて 

DCT(Decentralized Clinical Trial:分散型臨床試験 )は、オンライン診療や看護師による訪問看護、ウェアラブルデバイス等のIoTを活用することによる医療機関への来院に依存しない臨床試験を指し、これにより患者さんの健康状態や医療機関との物理的な距離による来院負担を軽減し、症例エントリーの向上、試験コストの減少等に寄与します。

聖マリアンナ医科大学病院について

所在地：神奈川県川崎市宮前区菅生二丁目16番1号 病院長：大坪 毅人

聖マリアンナ医科大学病院は、「生命の尊厳を重んじ、病める人を癒す、愛ある医療を提供する」を理念とし、神奈川県川崎市北部の医療圏における中核病院として、特定機能病院、災害拠点病院、地域がん診療連携拠点病院（高度型）などの指定を受け、高度急性期医療を提供しています。

ウェブサイト：https://www.marianna-u.ac.jp/hospital/

株式会社DCT Japan について

株式会社DCT Japan はインテグリティ・ヘルスケアグループとして 2022 年 2 月に設立された、分散型臨床試験に特化した日本初の企業です。訪問看護、オンライン診療システム等の ITソリューション、サテライト医療機関ネットワークの構築による被験者リクルートなどを中心に、DCTに関連した包括的なソリューションを提供しています。 https://dctj.co.jp/

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本件に関する問い合わせ先

株式会社DCT Japan
広報担当：pr＠dctj.co.jp