「DCT Japan訪問看護ステーション」開設のお知らせ

株式会社DCT Japan（本社：東京都中央区、代表取締役社長：武藤 真祐、以下「DCT Japan」）は、分散型臨床試験（Decentralized Clinical Trial、以下「DCT」）や臨床研究等の支援を主要事業とする訪問看護ステーション「DCT Japan 訪問看護ステーション」を設立し、指定訪問看護事業所の認可を2024年7月1日に取得いたしました。

設立の背景と目的

医療技術の進歩に伴う疾患の多様化や感染症パンデミックへの対応、臨床試験の効率化、試験参加者の利便性向上等を目的に、医療機関への来院に依存しないDCTの取り組みが徐々に活発化する中で、DCT Japanは、日本を含むアジアにおいて、希少疾患やがん、生活習慣病等を中心に、訪問看護師による在宅治験を数多く支援しております。

特に最近では、グローバル試験を中心に、在宅治験業務における手順の複雑化、治験薬投与等のより高度な医療行為が増加している背景から、指定訪問看護事業者として、実施体制や設備を整え、被験者を中心とした臨床試験に関与するステークホルダーがより安心して当社に訪問治験を依頼できるよう、訪問看護ステーションを設立いたしました。

今後の展望

当社は2022年2月の設立以来これまで、様々な疾患において数多くの訪問治験を実施してきました。グローバル試験においてDCTが増加する中で、当社の登録看護師数は200名を超え、訪問治験のみならず、医療機関における臨床研究の支援といった業容の拡大をしております。このような急速な事業の発展を踏まえ、訪問看護師のプロフェッショナリズムや帰属意識等を醸成し、さらなる業務品質の向上を目指すため、このたび、「DCT Japan訪問看護ステーション」を立ち上げました。今後は、益々拡大する当社の訪問看護師ネットワークを活用し、サテライト医療機関におけるサポートや専門看護師によるコールセンター事業等について、DCT Japan訪問看護ステーションを中心に展開していく予定でおります。」

DCT Japan訪問看護ステーションの概要

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